proxyとyum

実はfedoraを入れたPCは仕事場にあり、仕事場からはproxyを通さないとネットに接続できない。
話は前後するが、このPCにfedoraを入れた直後、当然ネットに繋ごうと思ってproxyの設定を試みた。
デスクトップで、システム->設定->ネットワークのプロキシ、と辿れば何やらそれらしいものがある。
また、FireFoxには独自のプロキシ設定がある。これらにプロキシサーバのアドレスとポートと書き込んで、これでおしまいかな〜と思っていたがさにあらず。
アプリケーション->システムツールにあるソフトウェアアップデータが繋がらない。ついでに、コンソールからのyum*1も繋がらない。なにかまだ設定が足りないようだ。ネット上で検索して、例えばこのページhttp://bbs.fedora.jp/read.php?FID=8&TID=1570などから、どうやら環境変数を設定してやることで回避できるらしいとわかり、
# export http_proxy=http://xxxx.xxxx.xx.xx.:yyyy/
などとやってみるが、やっぱりダメ。そもそも、printenv*2環境変数をみるとすでに、http_proxyなどの変数は存在していて値も正しい*3
????
その後、ネットを検索し回り、いろいろ試したが解決せず途方に暮れかかったころ上記のページの最後の方を良く見ると、http_proxy、ftp_proxyの他にHTTP_PROXYとFTP_PROXYも設定していることに気づく。
(そういやLinuxでは大文字、小文字を厳密に区別するんだよな)
と思ってこれを試したところ、どんぴしゃ!
つまり、yumではhttp_proxyではなくHTTP_PROXYが参照されているってことか?!...なんて、まぎらわしい。
まあ、大文字、小文字を区別しないいいかげんなWindows野郎がいけないんでしょうね、きっと(笑)
というわけで、一応解決し、また上記ページにもあるようにシェルの起動時に自動で設定されるよう/etc/profile.d/の下にproxy.shおよびproxy.cshを作ってコマンドを書いておいた。

*1:yellow dog updator modifiedの略らしい。CUIからのアップデーター

*2:環境変数を全て表示するコマンド

*3:おそらくデスクトップから設定したため?